介護の仕事は、利用者に寄り添い、介護サービスを通して利用者の自立を支援するといったやりがいのある仕事です。
しかし残念ながら、その仕事の負担量は大きいうえに、それに対する賃金は他業界と比べても水準が高いとは言えません。
この仕事の大変さと低賃金が原因で、介護業界は慢性的な人材不足に陥っています。
介護の現場では、勤務時間の大半を利用者に寄り添ってケアを行っていく必要がありますが、介護記録といった事務仕事も行うひつよがあります。
退勤時間ギリギリまで利用者のケアにかかりきりとなってしまい、残業して介護記録をつけるといったことも少なくありません。
このように残業も多く発生しがちな上に、さらに大きな問題があります。
2025年問題という、被介護者である高齢者が増加する一方で、介護の担い手である労働人口は少子化により減少していくといった大きな問題にも取り組む必要があります。
この難局を乗り切るためには、まず第一に介護業務の効率化が図らなければなりません。
もちろんそれは介護業界も国も承知しており、現在はデジタル技術を積極的に活用して、業務プロセスの自動化や介護サービスの向上を目指す介護DXの取り組みが盛んになっています。
介護DXを導入することで、利用者を遠隔で見守ることが可能となりマンパワーを削減することができたり、事務作業を自動化・ペーパレス化することができて引継ぎが容易になったりすることが可能になります。
業務負担の大きい介護業界にとって、業務効率化を促進できる介護DXはとても大事な取り組みなのです。
介護DXについて詳しくはこちらのリンク先をご覧ください→→→介護現場に変革を!~介護DXとは?~